人間、生きてりゃ落ち込むことの一つや二つ普通にありますよね。
それが人間ってものです。
とはいえ、できれば落ち込みたくはないですよね。
ここでは、落ち込み癖をどう改善していくための基本的なことについてお伝えしていきます。
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Toggle落ち込む原因
原理原則からいえば、落ち込む根本原因って理想と現実のギャップにあります。
あなたには何らかの理想(期待)があって、そこに届かないことでガックリきて落ち込むのです。
大抵の場合、自分か自分以外の何かに期待して、それが叶わなかった時に落ち込みが起こります。
これが落ち込みの基本原理です。正確にはもう少し細かく分解できますが、そこは心理カウンセリングなどで丁寧にやっていくことなのでここでは割愛します。
心理的な側面から見た場合、人が落ち込む原因には以下のようなものがあります。
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- ストレスと圧倒される感覚: 仕事や学校、人間関係のストレスが積み重なり、対処する能力を超えたとき、人は落ち込むことがあります。ストレスは、心理的な不調だけでなく、身体的な症状を引き起こすこともあります。
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- 期待と現実のギャップ: 自分自身や他人からの期待に応えられないとき、または目標に到達できないとき、失望感が生じ、それが落ち込みにつながることがあります。
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- 孤独感と孤立感: 社会的なつながりが不足していると感じたり、理解されていないと感じたりすることで、孤独感や孤立感が生じ、これが深い落ち込みに繋がることがあります。
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- 失敗や拒絶の経験: 失敗や拒絶を経験すると、自己評価が下がり、それが落ち込みにつながることがあります。人は、否定的な出来事を過大評価しやすい傾向にあり、これが感情の落ち込みを深めることがあります。
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- 過去のトラウマや悲しみ: 過去のトラウマや悲しい出来事が未解決のまま残っている場合、それがトリガーとなって落ち込むことがあります。心の傷は時間が経っても影響を与え続けることがあります。
ここまでをまとめると、落ち込むことというのは理想と現実のギャップが必ず関わっているということです。
そして、次に落ちこむ癖がある人には決まって次のような思考の癖があります。
そこについてお伝えします。
落ち込む人が気づいていない思考の癖
実は落ち込み癖が強い人には、ある気づいていない思考の癖があるんですよ。
まず落ち込み癖のある人には大抵の場合、結果主義や完璧主義を持っています。
結果主義とは、結果にしか価値を見出せない思考です。
完璧主義とは、完璧でなければ意味がないと考える思考です。
あなたはいかがですか?
結果主義や完璧主義、ありませんか?
冒頭に理想と現実のギャップとお伝えしました。
結果主義でいえば、理想の結果像があったわけで、そこに現実が届かないことで落ち込みます。
完璧主義も同じで、完璧な理想像があって、そこに届かないことがあるとショックで落ち込みます。
ここでさらに追加で次の思考癖を持っていると頻繁に落ち込みやすくなります。
落ち込む癖のある人は次の方式を採用しているんですよ。
それが何かというと「減点方式」です。
落ち込みやすい人は基本的に物事に対して減点方式を採用しています。
たとえば物事において最初が100点満点からスタートしたとします。
すると減点方式の人は
何かミスをすれば、減点−10点、またミスをすれば、ほら−20点。
また何か自分に落ち度を感じれば、またまた-20点!
こういった感じで、自身の感覚でどんどん自己評価を減点していきます。
物事において、何事にも結果主義、完璧主義があると常に減点方式を採用してしまっていますから
最終的にはいつも点数が悪くなってしまう感覚だけが残ります。
これじゃ達成感もなければ、満足感も、そこから得られる学びもつかみ取れるわけがありませんよね。
これはきついです。実際がどうとかではなく、主観で減点しまくる癖がついていると最後は自分の存在すら否定的になっていきます。
これじゃもったいないです。
なので、せめて意識の上では、次の方式を採用するようにしていきましょう。
その方式とは?
減点方式ではなく加点方式を採用しよう
落ち込みやすい人は減点方式を採用していますから、すくなくとも意識の上では逆の発想をしてください。
減点ではなく、加点方式を採用することです。
減点方式は100点(完璧な理想)からスタートしていますよね。
それだと苦しいので、あえて0点からスタートする思考が加点方式です。
何事も最初は0からスタートするものですよね。
それが真っ当であり王道です。
そこにあなたも納得できますでしょうか?
であれば!?
何事も0点でスタートし、前進したらイメージとして加点していくのです。
千里の道も一歩より、ローマは一日にして成らずですよね。
であれば、いきなりすごい結果を考えるのではなく、着実に前進していることをプラスに評価していってください。
0からスタートして、たとえ目標に関して60点だったとしても、決してマイナスではないのですから。
100点に対して、結果が60点なら、60点進めた。残りは40点しかない。そんな前を向いたイメージです。これが加点方式です。
できなかった40点にフォーカスしようものなら、前に進む気持ちになりにくくなってしまいます。
あなたは減点方式と加点方式のどちらを採用したいですか?
どちらを選ぶのもご自身の意志です。
どちらを選ぶ自由もあなたにあります。
少なくともご自身の意識レベルにおいては加点方式にフォーカスするように心がけることで、いくばくか落ち込み癖が薄くなっていきます。
ただ落ち込み癖の強い人は、無意識下に強い縛りがあるため、そういったことは心理カウンセリングで解消していくものですので、お困りの場合はお気軽にご相談ください。
私の心理カウンセリングを受けて頂ければメンタルの問題は解決できますので。
まとめ
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- 落ち込み癖は理想と現実のギャップにある
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- 落ち込みは完璧主義と結果主義の人に多い
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- 減点方式より加点方式を採用すると落ち込みにくくなる
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