反省なんてしなくて良い理由

世間一般では反省は大切と教えられることもあるでしょう。

私はお勧めしません。

なぜなら反省には大きな弱点があるからです。

過度な反省は自分にばかり意識が向くからです。

すると過度の自己観察や自己批判も起き、次の弊害が出てしまいます。

・集中できない
・眠れない
・不安になる
・イライラする

私がクライアントさんに口すっぱく反省なんてしなくていいというのはそういった理由です。

過度な反省よりも現状の把握につとめた方が結果が良いです。

反省より把握ですよ。

一方、自分を見てない時ほど心は生き生きします。

それが「何かに集中している時」です。

ゲームでも仕事でも映画でも瞑想でもなんでも良いです。

集中している時は誰もが自分のことを忘れています。

これは自分の「こだわり」を忘れた状態です。

なので自分の好きなこと、時間を少しでも忘れていられることを大事にしてください。

そうやってまずは自分のための時間を作ること。

自分に優しくしてあげる時間を費やすことを自分にしてあげてください。

自分に厳しい人ほど、自分に優しくできないので、そこは客観視して自分の傾向を観察してください。

自分の時間を大切にすることで、少しずつエネルギーを感じ始める時がきたら

あえて、自分より誰か（何か）を想って、何らかの行動をささやかでも良いのでやってみてください。

誰かの手助けでもいいし、神社のゴミ拾いでもいいです。

for meを弱めてfor youに傾けるようにしてみるのです。

そしてそう心がけている自分自身をねぎらってあげてください。

この自分へのねぎらいがないと自尊心が下がってしまいます。

逆にいえばねぎらいは自尊心が向上します。

その行動は、誰かからの見返りや、評価を求めるための行動でない方が良いです。

for meに偏りすぎると、誰かから欲しい評価が得られないとエゴや犠牲、無力感に繋がってしまいます。

なので、もし心の余裕が少しあれば

「相手が喜んでくれたらそれでいい」

そんな貢献や献身の行動をささやかでもトライしてみましょう。

他人からの評価もありがいたいのですが

そういう自分をあなた自身が評価できると、そんな自分でいいじゃないかと思え

自己肯定感が高まり反省も不安も不要なくなり、心が生き生きとしてくるでしょう。

他人からの評価だけを求めてしまうままだと、自分の存在を真に認めることが簡単でなくなっていきます。

他のだれでもない。

あなただけは、あなたを大切にしてあげましょう。

それでももし不安が先行して、とてもそうは思えない場合はどうぞ私の心理カウンセリングを受けてみてください。

解決が、ぐんと早まると思います。