
パニック障害とカフェインの関係をあなたはご存知でしょうか。実は私はカウンセラーではあるのですが、パニック障害に長く苦しんできた人間です。
現在、殆ど制御できるようになっていますが、昔は年に1回くらいは発作が起きていました。
今日は私の体験も含めて、パニック障害とカフェインについて考察してみたいと思います。
パニック障害の発作はカフェインでも発生することが実はよくある?
パニック障害の発作とカフェインの関係は実はあります。あなたがパニック障害持ちであれば、おそらくコーヒーなどを飲むことは控えられていると思います。
パニック障害の患者さんはとかくカフェインに敏感な人が多いといいます。私は元々コーヒーが大好きなので、よく飲むのですが、大抵の場合1日に1杯、多くても2杯程度なので発作とは無縁でした。
しかし夏場のある日、アイスコーヒーを1日に5杯も飲んだ日があったのですが、知人とお茶をしているときにパニック発作を起こして救急車で運ばれたことがあります。
いつもの発作であれば、少し休めばおさまることを知っているので、意識を強く持って過呼吸にならないように、苦しくてもゆっくり呼吸をすることで乗り切るのですが、そのときは不整脈もかなり出てしまい、パニック発作ではなく、心臓の病気なのではと勘違いしてしまいました。
そう思ったら、もう焦りだして余計にパニックになってしまいました。(;^ω^)
救急車で最寄りの病院へ搬送されている最中も不整脈は出続けてしまい、これは間違いなく心臓の病気なのではと感じていました。最悪の場合も想像した瞬間もありました。
そして病院に運ばれてからしばらくすると心拍も落ち着いてきて、検査も異常なし。
え?、まさかの?そう、結果としてパニック発作だったのです。
「あーまたパニック発作かー」と自分に半分呆れてしまい、また知人や病院のスタッフの方々に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになったことをよく覚えています。
この出来事が必ずしもカフェインが原因と断定できるデータはありません。ただ、さすがにコーヒー5杯は多すぎですよね。しかも飲んだ時間が夕方から夜にかけて5時間~6時間くらいの間のことです。
流石に間が短すぎました。
これはあくまで私の意見ですが、パニック発作を何度も繰り返した人の脳では、おそらく発作を起こしやすく神経細胞が強化されていると考えています。そうなると、きっかけがあると発作が起きやすくなると思うのです。
カフェインはコーヒー、緑茶などのお茶類、そしてエナジードリンクなどにも含まれています。夏場は飲み物を沢山飲みます。そこでカフェインの多いものを短時間に飲んでしまうとパニック発作が起きやすくなってしまう可能性があります。
くれぐれも、カフェインの摂りすぎにはご注意を!
〇参考サイト