
やる気が出ない時って誰にでもありますよね。そんなときにはどうすればいいのか、何か効果的な対処法はないものかとお探しの方も多いと思います。
今日はやる気が出ない時の効果的な対処法についてフォーカスしてみたいと思います。
目次
やる気がでない時の対処法とは?
大抵の場合は仕事や勉強などに取り組まなくてはならない時にやる気がでないという人は意外にいますよね。まず、あなたのやる気がなぜ出ないのかその理由をチェックして、それに対する対処法も見ていきましょう。
漠然と人生においてやる気がでない?
やる気がでない場合の理由と対処法を見ていく前に、あなたのやる気は人生全般においてやる気がでないとすれば、それはちょっと大きな課題があるといえます。
自分は何をしたいのか、どうしていきたいのかわかならいとなると、自分のアイデンティティーが形成されていないかもしれません。自分には価値がないと思っていませんか?
自己否定の気持ちが自分の中に強くあると、何をやっても成功する気がしないためやる気が出せない人がいます。
その他に完璧主義があったり、あるいは他人の夢を自分の進むべき夢と勘違いしたりしていませんか?
他人の夢を自分の夢と勘違いしている場合もあります。完璧主義や自分もそうあるべきといういわいる『~するべき思考』に陥っている可能性が高いです。
社会的な体裁が入っていませんか?自分で思い込んでいないか一度客観視する必要があると思います。また親のレールに乗っている人も見受けられます。親がそう願っているからという意識がないかどうかも確認してください。
自分らしい生き方ができていない人は、まずは自分がどうしていきたいのか、何をしたいのか自分と向き合うことが必要です。そういう場合は本記事を読み進める前に次の記事を読んでみてください。
そういった問題が無い場合は、次を読み進めていってください。
やる気が出ない理由1:目標が見えていない
人生に、仕事に、プライベートに目標がみえていないとやる気が出ないのは当然ですよね。
何事も、目的までのゴールがないと目標が作れない。
どんな人生を送りたいのか?
それをする目的は何なのか?
一度しっかりと見据える必要があります。目的地がないとさ迷います。
関連記事:「やる気がでない」「全てが無駄に感じる」それは学習性無力感かも!効果的な対処法を解説!
やる気がでない理由2:失敗を恐れている
あなたは失敗を恐れていませんか?あるいは人に失敗を話せますか?
サラリーマンの方でやる気がでない人に多いのは心の奥底では失敗を恐れている人が多いように感じます。特に失敗を人に話せない気持ちが隠れているとそれが足を引っ張ります。
完璧主義になっていると、先送りをしてしまいがちですし、準備ばかりに時間をかけて何も進まなくなってしまいます。そういう人は失敗や自分の弱点などを人に話してさらけ出せると改善することがあります。
やる気がでない理由3:そもそも仕事で無理をしている
これは当たり前の話ですね。仕事とはいえ、無理して嫌なことを続けている人がいますが、それはやる気が出ないですよ。
大きなストレスならすぐに気づくのですが、小さなストレスというものは、実は結構きづきにくい。
それが蓄積して疲労になっていることに人は気づきにくいのです。蓄積疲労はうつ病の原因にもなりかねないのです。
そもそもやりたくないことをやっていると人はやる気が出ません。可能であればそんなことはしないほうが良いのですが、そうもいかない場合が多いですよね。
自分の本当にやりたい事に向かってやっていることなのかどうか一度確認してみてください。周囲がそうするから自分も当然そうするべきと思っていませんか?
自分の夢のためにどうしても必要なものであれば、そんなに苦ではないはずです。自分にとって本当に必要かどうか考えてみましょう。
まずは次の気持ちが隠れていないか確認してください。
失敗を恐れていませんか?上司に失敗を隠したり、人に自分の失敗を見せたくない気持ちは強くありませんか?
そういう気持ちを持っていると人はやる気が出なくなります。
それがないのなら、本来の目的を今一度思い出してみましょう。そもそも何のためにそれをするのか?
もし必要なことであるのならば、それが成功もしくは進展した後にどんな素晴らしいことが待っているのかをイメージしてください。要は何のために自分はそれをしているのかをしっかり考えます。
そしてそれが成し遂げられた時のイメージをして嬉しい気持ちを再現してください。要は自分の目先に人参(ご褒美)をぶら下げるようなイメージです。
ご褒美があると人は短期的は頑張ることができます。目先の人参、中期的な人参といった感じで楽しい未来を想像して乗り切るのも一つの手です。
※ただ長期的なビジネスの場合は成功するためには、モチベーションは返って邪魔になります。モチベーション不要で、コツコツと習慣化して作業できるような仕事の方が間違いなく成功します。
これはとても大事なことですので、覚えておいてください。よく自己啓発セミナーへ行って、モチベーションを一気に高める人がいますが、あれはほぼ無駄になりますのでやめておきましょう。
あれは一種のカンフル剤でしかありません。その場だけのモチベーションアップです。翌日からどんどんテンションは下がっていき、またやる気がでなくなる。そしてまたセミナーへ行ってしまう。そんなことの繰り返しになります。
あなたがやる気がでなくなっているそのことは、情熱を傾けられるものでしょうか。情熱が傾けられることかどうかを確認してください。
もちろん情熱がなくてもルーティーンにできれば良いのですが、それには真の原因をカウンセリングなどで見つけていくことが必要かもしれません。
明らかにやらなくてはならないカリキュラムであるのなら、それはやるしかありませんが、やる必要がそもそもないはずの事を思い込みでやらなくてはならないと勘違いしている人が時折います。
人に頼んでクリアできるものならそうするのも良いですし、どうすることがベストなのか自分なりに考える視点が必要です。
それがなかったらどう困るのか考えて、対して困らないことであるならば、必要のないことですのでやめてしまいましょう。
やる気が出ない理由4:疲れている
前項にも関連していますが、肉体的に疲れていたり、脳が疲れているとやる気は出なくなります。疲労は最もモチベーションに影響する事柄の一つです。疲労回復がやる気復活の鍵です。
しっかりと休憩をとるようにしましょう。焦って作業を先に進めたい気持ちはわかりますが、休むことも仕事と思ってください。作業の合間に軽く体操をしたり、瞑想なんかをするととても思考がリフレッシュして作業がはかどります。
やる気が出ない理由5:睡眠不足
睡眠不足になっていると、脳の疲労が回復しないですし、記憶の整理も付いていないので翌日の頭の回転も悪くなります。まさにやる気が出ないことに直結していきます。
睡眠時間は6時間では足りないことが研究でわかってきています。7時間から8時間は眠る必要があるようです。
昼寝も効果的です。最大10分くらいまでの昼寝であれば、生産性が向上することが分かっています。私の場合はマインドフルネス瞑想をしています。
瞑想も昼寝に負けず劣らずリフレッシュできますからお勧めです。
最近では昼寝を了承している企業が増えてきています。脳をリフレッシュさせるために遠慮なく昼寝をして、やる気を復活させましょう。
やる気が出ない理由6:マルチタスクになっている
あなたはいろんな作業や用事に手を出していませんか?マルチタスクになっていると、明らかに生産性が落ちます。頑張っている割には作業の進展が悪いなんてことがよくあります。
そうなると、結果もなかなか出ないので、ますますやる気が出ないことを体験するでしょう。
やる気が出ない時はマルチタスクになっていないか確認をし、なるべくタスクは一点集中型の生活を心がけるようにしましょう。一つの作業をしっかり完結させて片付けます。
あるいは1日の中で作業時間を区切ることが大切です。特に2時間集中して作業をしようと思っても、人間の集中力はそんなに長くは続きません。15分に区切って集中して作業を進めてみると、以外に効率がよくなります。
朝起きてからが一番脳がリフレッシュしています。この時間帯が最も作業効率が上がるときです。大事な作業、大変な作業ほど、午前中に済ませてしまうのが理想です。雑務は最も最後にしましょう。
これが基本です。
やる気が出ない理由7:心配事、不安がある
心配ごと、不安が潜在的にあると、人は落ち着いて行動することができなくなります。あなたは強い不安を抱えていませんか?不安がベースにあると、どんどん集中力が散漫になり、やる気がでなくなります。
それが解決可能な問題なら、先にその不安の原因を解決しましょう。漠然とした遠い未来の不安や、悩んでも解決できない問題に関しては、冷静に受け止める必要があります。考えても仕方のないことを考えていることがとても無駄な時間になってしまいます。
心に引っかかっている問題は先に片付けたほうがスッキリします。
その問題が悩んで解決するものなのか、そうではないものなのか、そしてそれに対して自分はどうするのか?自問自答してください。そして自分の中で線引をするような習慣を身に着けましょう。
人に聞いてもらって落ち着くのなら誰かに話しを聞いてもらってもいいですし、大きな問題であるならば一人で抱え込まないようにしてください。
関連記事:気持ちの切り替えができない時どうすればよいのか?問題解決の考え方!
まとめ
- やる気がでない時の対処法はやる気がでない根源的な理由を知らないと難しいのが現実
- 他人の夢を自分の夢と勘違いしている
- 失敗を恐れる気持ちや完璧主義が邪魔をしているかもしれない
- それに合わせた対処法を実践する
- ビジネスの場合はやる気に左右されない情熱が必要
- やる気に左右されず、習慣化できた方が強い
やる気がでない時の対処法をいくつか解説いたしました。個人的に思うことですが、本当に人生を幸せにしていくためには自分を良く知ることが大切です。自分が本当は何をしたいのかを知ることが早くできれば、その分、やりたい事が自ずと早く見つかります。
実現したい夢がある場合は、それに対してそもそもやる気が出ないということはあまりおきません。感情は心のセンサーです。嫌な気持ちがあるということは、それはあなたにとってふさわしくない場合がほとんどです。
情熱はモチベーションとは別のものです。自分が情熱を傾けられる本当にしたいことを見つけることが最も大切なことだと私は思います。