うつ病

うつ病で薬が効かない場合のいくつかの理由!

更新日:

薬イメージ

うつ病の治療をしているのに、薬が効かない人がいます。多少なりとも薬の効果を感じているものの、一向に気分が良くならない、症状が治まってこない、あるいは副作用に悩まされている人もいます。

うつ病で薬が効かない場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。今日はうつ病の薬が効かない場合について考察したいと思います。

うつ病の薬が効かない人にはどんな理由があるのか?

あなたはうつ病の治療をされていますか?この記事を読んでいるとすれば薬の効果が実感できなくて苦しいのではないでしょうか。うつ病の薬が効かない場合はどのようなことが考えられるか、その可能性を見ていきましょう。

1.医者の診断が間違っていると薬が効かない

これは以外によくあるのではと思っていることですが、医者の誤診です。もしあなたのうつ病の診断が間違っていたりすると大変です。大うつ病ではなく、躁うつ病など他の病態であれば、使う薬は全く違ってきます。

うつ病ではなく、抑うつ気分が少し続いているだけなのに、向精神薬などを処方されていたとしたらとんでもない話です。医者の誤診は残念ながら時々ある話です。うつ病の診断は非常に難しく、経過観察をしていかないと、正確な診断をすることは難しいのです。

初診での診断ですべてが決まることはまずありません。そういった誤診につながらないように、患者さんの側からも可能な限り、情報のフィードバックをするようにしてください。

できる限り、詳細を医者に伝えることによって誤った薬を処方される率も低くなります。

実際に私の知人でも明らかにうつ病ではなく、失恋で落ち込んでいただけのにいきなりSSRIなどの抗精神薬を初回からいきなり出されていた人がいました。これにはちょっと怒りを通り越して呆れてしまいました。

薬を飲むと調子が悪くなったり、薬を飲まないほうがまだ症状がマシという場合は薬があっていないか、そもそも診断を疑ったほうがよいです。

2.体質の影響で薬が効かない

うつ病の治療で、薬が効かない場合は、患者さんの体質と薬がマッチしていない場合があります。あらゆるパターンの薬の組み合わせをしたのに、それでも薬が効かないということは薬があなたにあっていないかもしれません。

これは体質の問題であればやむを得ないことなのですが、患者さんからすれば死活問題です。ただ薬があまりに効かないとなると次の可能性が出てきますので参考にしてください。

3.うつ病ではない可能性

これは医者の誤診とも内容が被るのですが、どんな薬を使ってもうつ病の症状が良くならないという場合に考えられる可能性の一つに、そもそもうつ病ではない可能性があります。

たしかに落ち込みが続いていたり、倦怠感があり気力がないといった症状も出ている。それでもうつ病ではない可能性も無きにしもあらずです。最近の医者は診断を簡易的に行い気分的な落ち込みがちょっと続いているだけで、即うつ病と診断してしまう医者がいます。

うつ病なのか、その他の障害なのか、その境界型なのか、いろいろな病態がミックスされているのか、まさにそこの判断は医者の力量にかかっています。

特に薬に関しては医者にしっかりと、自分が薬を飲んでどのような状態になったのか、その症状と今の自分の状態を伝えるようにしてください。患者さんで勝手に薬の飲み方を変える人がいますが、それはなるべく避けたほうが良いです。

副作用がきつくて飲めないなら、無理して飲む必要はないです。そのことを医者に伝えましょう。言い難い気持ちがあるかもしれませんが、良い治療をするためにも医者にしっかり伝えましょう。

そのことで医者の対応が不誠実であれば、それは明らかに医者が悪いのです。あなたに落ち度なんて微塵もありません。そのことで医者に言いづらいのを気にやむことは全くありません。

あなたに落ち度がないことは私も保証します。治療に対して疑問がある場合は、医者に積極的に質問するか、それでも医者が不誠実である場合は、他の病院、あるいは私のようなカウンセラーに相談してみてください。

第三者の意見を確認したほうがよい道が開ける場合もあります。

関連記事:うつ病は薬なしで克服可能かどうかはケースバイケース。その理由とは?

医者選びがとても大切

私自身、若い頃はよく悩み苦しみました。失恋、人間関係などに悩み、いわいる軽度のうつ病と診断をされ抑うつ気分が続いていたことがありますが、食欲もなくなり体重は何キロも痩せてしまい、とはいえ外出はできていました。車の運転も問題はないものの、よく過去の失敗を考え続けたりしていました。

それでも仕事に通うことは積極的ではないにしてもなんとかできており、友人とも不安はありながらも会うこともできていた時期があります。期間にして2年くらいはこんなちぐはぐな感じの時期がありました。

自暴自棄になりがちで、思い込みによってより悲しい気持ちになることに自ら浸っていたように思います。

この状態は気分がただマイナス思考なのか、ややうつ病的なのか非常に曖昧な印象を受けますよね。

今、私自身が過去の自分を冷静に振り返ってみると、抑うつ気分があったもののうつ病といっても軽いものであったはずと自分では理解しています。(多少あやうい性格でしたが^^;)

抑うつ気分や喜びの喪失はありましたが、幸い自己判断ができていたり、希死念慮(死にたい願望)はありませんでした。

そこから立ち直った理由は心理学の本を読んで、自分の中の違和感に気づいたことです。これにより、自分で自分を見つめ直しカウンセリングのような効果を感じることができました。

これによって生きやすくなった記憶があります。自分のなかの違和感に気づき、学び、修正することができたからです。これができたのは、自己否定感はもともとそれほどなかったためです。

もしあの時の状態で適当な医者の診断を受けたら、医者の質がもし悪ければうつ病と診断されていたかもしれません。もし適当な診断をする医者に当たっていたら、どうなっていたかわかりません。

あの時の自分の状態程度で向精神薬などを出されていたらと思うとちょっと怖いなーと思います。気分の落ち込みが2週間続くことなんて、ちょっとネガティブ思考で、今現在問題が現在進行系の人なら誰にでも有り得る話です。

目の前の症状だけで簡単にうつ病と診断されている人が少なからずいるであろう現状は非常に由々しき事態と感じます。

医者のうつ病の診断基準の一例

医者のうつ病の診断には以下のような基準があります。ここではその一部ですが、抜粋して說明します。

うつ病の診断基準(DSM-Ⅳからの抜粋)

以下の症状に該当する箇所があるかどうかの診断です。

  • 抑うつ気分
  • 興味や喜びの喪失
  • 食欲減退、体重の増加
  • 不眠、睡眠過多
  • 精神運動性の焦燥または制止
  • 易疲労感または気力の減退
  • 無価値感または過剰な罪悪感
  • 思考力や集中力の低下、決断困難
  • 死についての反復思考、希死念慮

上記の症状がほとんど1日中、殆ど毎日あり、2週間にわたっている症状のため著しい苦痛または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能障害を引き起こしている。これらの症状は一般身体疾患や物質依存(薬物またはアルコール)では說明できない。

こういった条件にどの程度該当しているか、それによってうつ病かどうかの判断がなされます。実際はもっと多くのチェック項目があるのですが、一部を抜粋しました。

ただこういったいわいるペーパー診断では本当にうつ病かどうかを見極めるのは難しいと思います。その時の気分がよりマイナス思考になっていた場合に、よりオーバーに医者に訴えてしまう人もいると思うのです。

自己肯定感の低い人は特にその傾向があります。被害者意識が強いと尚更です。ペーパーでの診断は答え方によっては、実際の状態よりも重く診断されることもあれば軽く診断されることも可能なのです。

この点が、患者と会話をしっかりし、より心の奥底を探る精神科医と今どきのなんちゃって精神科医との大きな違いです。少なくとも患者サイドのあなたとしては、しっかりとあなたの目を見て、親身になって話を聴いてくれる医者を選ぶようにしてください。

周囲にそういった相談相手になるような医者がいない場合は、私のようなカウンセラーを気軽に活用してください。多くのクライエントさんからの話も経験も知っていますのでアドバイスができると思います。

何より、あなたにとって大きな変化のきっかけになることがあります。

関連記事:うつ病の症状で涙が出る理由!重症度を簡単チェック!

まとめ

  • うつ病で薬が効かない場合にはいくつかの可能性がある。
  • 医者が誤診していると薬が効かない。
  • 体質にあっていないと薬が効かない。
  • 実はうつ病ではなかった事例もある。
  • 医者選びがとても大切。

うつ病で薬が効かない場合には、上記のような可能性があります。それ以外の可能性も何か隠れているかもしれません。やはり大事なことは良い医者を探すことです。明らかに患者の意見に耳を傾けないような医者はやめておいた方が良いです。

良い医者選び、よいカウンセラー選びがうつ病克服には最も大事な要素です。

うつ病の学生が自力でできる治し方はあるのか!?最低限必要な2つのこと!

-うつ病
-, ,

Copyright© ライフサイズ , 2018 All Rights Reserved.