自己肯定感

生きるのがつらい40代に必要な知識と思考法

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生きるのがつらい

生きるのがつらい。何のために生きているのかわからない。そんな人もいると思います。

若いころだけでなく、40代や50代になっても状況によっては、よりつらい状況に追い込まれることもあります。

ではどうすれば良いのか?ここでは少しでもあなたが楽になっていける知識や思考法についてお伝えします。

ただ前もってお伝えしておくことがあります。

それは既にうつ病などを発症していたら、それは生きるのがつらいと感じるのは当たり前です。その場合は専門的なカウンセリングや治療が必要になります。

ここではうつ病でない場合を前提として話を進めていきますのでご理解ください。

生きるのがつらい40代は何がつらいのか?その原因と解決法とは?

40代以降で生きるのがつらいという人が事実います。

中年ならではの生きるつらさの原因を聞いていくといくつかの共通点があります。

例えば40代のつらさの原因は主に次の4つです。

  1. 会社の人間関係(ポジション的な問題)
  2. 家庭内の不和(現在、将来の不安)
  3. 経済的理由(現在、将来不安)
  4. 自身の内面(メンタル)

あなたがもし40代以上で尚且つ生きることが辛いと感じているとするならば、上記の中の悩みを抱えているのではないでしょうか。

特に4番目の自身の内面。これに問題を抱えている人ほど、長期的に生きるのがつらいと感じていることでしょう。

その理由と解決への道についても解説していきます。

会社の人間関係

そもそも世代や職種に関係なく人間の悩みの大半は人間関係の悩みといわれています。

上司、部下、管理職、取引先、概ねこららのいずれかの人物との関係性にトラブルを抱えている人が大半でしょう。

コミュニケーションで解決することができる場合と、自信の内面の問題のために解決が簡単でない場合とがあります。

家庭のトラブル

そして次に多いのが家庭のトラブルです。

夫婦仲のトラブルや子育て、親子関係、嫁姑問題などです。

パートナーの浮気の問題やモラハラなどが原因で生きるのがつらいと思っている人もいらっしゃいます。

これらの問題の解決はカウンセリングや心理学を学ぶことが効果的です。

経済的理由

経済的な理由は生活費、失業、借金トラブルなどです。

お金の問題は相当にメンタルにダメージを与えます。不況になると自死を選ぶ人が増えるのはあなたもご存知だと思います。

大人の自殺を減らしたければ、社会経済を良くすれば減るということは社会通念上、根本解決にはならないまでも必要なことであることはあなたも理解できると思います。

あなたが経済的な理由の悩みがある場合、それは具体的な金銭管理的なことなのか?それともメンタルに問題があるのかを見極めることが必要です。

失業して不安があるなら、メンタルをどうこうするよりも仕事を見つけた方が的確です。

そうでないなら次の自己の内面に問題があるのかもしれません。

自身の内面の問題

自身の内面に隠れている問題。これが若いころからあると40代になっても自分を苦しめる足かせになっていることがあります。

これまで説明してきた会社の人間関係、家庭のトラブル、経済的理由は、問題の根源が比較的明確です。

コミュニケーション力を磨いたり、金銭的な目途が立てば解決することばかりです。

ただ自身の内面に隠れている生きづらさを感じるようなある種の闇のようなものを抱えている人は、問題解決の対象がわからないために常に生きづらさを感じます。

何となく生きるのがつらいと感じている40代以上の中高年は、原因が明確でないと感じるならば、やはり若い人で生きづらさを感じている人と同様に、幼少期や若いころからメンタルに問題を抱えていることが原因になっていることが多いでしょう。

40代の中高年での内面に隠れている問題にはどんなものがあるのでしょうか。

主にそれらは3つに分類できると思います。

1.トラウマ

若いころにトラウマとなる体験を抱えていると、大人になってもつらさが消えないで苦しい毎日を送ってしまう人がいます。これはとてもつらいです。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)などを抱えていると、時折フラッシュバックが起きて当時のつらい記憶や恐怖感などの感情がよみがえり、行動、感情に著しい問題が出てしまいます。

生きていることがつらいと感じている場合、こういった過去のつらい記憶をセラピーで癒すことで、生きるつらさが消えることに繋がります。

2.認知の歪み

発達障がい等がない人で、対人関係に主につらさを抱える人は、コミュニケーションスキルを学ぶことで改善することがあります。

ただ、そもそも自身の認知に歪みがあれば、コミュニケーションスキルをどれだけ学んでも良い結果には結びつきません。

認知が歪んでいるとどんな弊害が起きるのか?

簡単にお伝えすれば、それはコミュニケーションや解釈のズレが起きてしまうのです。

例えば、

  • 素直に伝えるべきタイミングで、素直になれない。
  • 言わなくてもいいことを言ってしまう。
  • 言わなくてはならないことが言えない。
  • 相手の評価が怖くて主張できない。
  • 自分の問題なのに、他人の問題にすり替えてしまう。
  • 自分を正当化してしまう。
  • 自分のことでないのに、自分のせいにしてしまう
  • 断れない性格。
  • なぜか関わる人と頻繁にトラブルになる。

このような態度は認知がズレているから起きてしまいます。

根本的な原因はメンタルの奥底にありますので専門的な学びやカウンセリングによって解決をしていけます。

3.自己肯定感の低さ

自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定する気持ちのことです。

自分にはダメな部分もあるけど、それもまた自分であり、それでいい。

そんな気持ちです。

 

自分を感覚的に尊重することができないと、生きるのがつらいと感じるようになります。

親から常に否定されて育ったり、責任感が強すぎたり、完璧主義であったりすると常に自分を責めたり反省ばかりになってしまい自己を肯定する気持ちがなくなってしまいます。

 

あなたは無条件に自分のことが好きですか?嫌いですか?

その答えだけで自己肯定感が高いのか低いのかシンプルに判断がついてしまいます。

 

心理学的にいえば、他人と比較しない人ほど自己肯定感が高く、他人と比較する人ほど自己肯定感が低くなります。人間なんてものは、所詮は大差ないと思えているほど、生きづらさを感じにくくなるんですよ。

なぜ自己肯定感が低いと生きることがつらいのか?

この答えはシンプルに次の事例で考えてみると理解できるでしょう。

ボロボロの服

例えば、あなたはボロボロで泥だらけの服を着ていたとします。

あなたはその恰好で、都会の繁華街で楽しくショッピングができますか?

もしその状態で楽しく過ごせるなら、相当なメンタルの持ち主でしょう。私でもそれは無理です(;^ω^)

なぜみっともない格好でいることが嫌なのか?

それは他人と比べて自分が恥ずかしいからです。

 

実は自己肯定感が低い人は、服ではなく、自分自身をどこかで人より劣っている恥ずかしい存在と思いこんでいる節が強いのです。

それを恥の概念といいます。

恥の概念は適切であれば、自分を律することに繋がるのですが、自分の存在に対して恥の概念を持ってしまうと、これは100%生きるのがつらくなってしまいます。

ボロボロの服を着て街を歩いているような感覚だからです。

そのような感覚でいれば、当然自分に自信など持てませんし、人に対しても常に自分は大丈夫かどうかばかりを気にしてしまい、主張ができない、人に流される、責任を取りたくない、成長よりも自分が問題ないかばかりの証明を追い求めるような人間になってしまいます。

まとめ

40代で生きるのがつらいと感じている場合、現実的な問題はそれそのものを解決する方法さえ見つけてしまえば道は決まります。

トラウマや自己肯定感が低いがために、生きるのがつらいと感じている人ほど、心理学を学びストレスなく自分を自由に開放してあげることをしていくことが必要です。

そのための入り口としてカウンセリングや心理学の講座などで専門的にメンタルを改善していくことが何よりも近道です。

 

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  • この記事を書いた人

makoto

心理カウンセラー メタ認知、行動心理の専門家 生きづらさや悩みの解決をサポートしてます。 才能発見のカウンセリングや脳科学を活用した心理療法などを得意としています。 3カ月で回復することを目指し、これまで述べ2000人のカウンセリングに携わっています。 うつ病を含めカウンセリングの奏効率85パーセント 趣味:ドライブ、読書、カフェ巡り、アニメ、料理、瞑想

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