うつ病が治りにくい理由

うつ病が治りにくい理由にはいろいろあります。ここではうつ病が長引いている人の原因についてフォカースしてみたいと思います。

うつ病が治りにくい理由

なぜうつ病が治りにくいのか。それにはいつくもの理由があります。単純に一つの理由が影響して治りにくい人もいれば、複数の理由が重なっている人もいます。

うつ病が治りにくい場合に影響している可能性については以下の理由が考えられます。

1.うつ病の診断は難しい

うつ病は非常に診断が難しい病気です。全く投薬治療がうまくいかない人が、実は大うつ病性障害ではなく、双極性障害だったという誤診があった事例もあります。

またうつ病は、単純な仕組みではない場合が多いのです。大うつの要素があったり、時折躁の状態が少しだけあったりと波があります。あらゆる気分障害が微妙に関連している人もいて、診断が単純化できないことが多いのです。

そういった理由から、正確な診断ができないことや、微妙な変化が多く治療がうまくいかないことがあります。

2.医師の質や病院の環境が悪い

これは個人的にクライエントの方の話を聞いていてよく聞くのですが、あくまで病院では投薬中心の治療ばかりで、心のケアがおざなりになっている医師が非常に多いということです。

最初の診断でいきなり向精神薬を大量に処方されている人もいました。また両手一杯に薬を5種類も6種類も処方する医師もいます。それが本当に適切な治療なのかどうか、はたから見る限りでは極めて疑問な治療をしている医師がいるのも一部ですが事実です。

薬を4種類もだされ、それでも長年苦しんでいる患者さんが、別の病院へ移ったらもっと薬が増えたという話もあります。それでも患者は一向に治らない。これは一体どういうことなのでしょうか。

カウンセリングやセラピーは時間的な理由から病院ではなかなか十分にはできないところが多いです。これが結局はうつ病がなかなか治らない原因の一つと私は考えます。

こういった医師の質が悪い場合や病院の環境が不十分な場合もありうるので、患者さん自身、もしくは周囲の人がある程度は医師や環境を見極めなければならないのが現状です。

3.患者と医師のコミュニケーション不足

患者と医師のコミュニケーション不足。これも非常に多いケースと思います。患者さんのなかにはシャイだったり、恥の概念が強かったりして本当のことをなかなか口に出せない人がいます。

一方、医師の方にも事務的でやっつけ仕事のような対応で、ただ薬だけを出し続ける人もいます。そのどちらもうつ病の回復には良い進展はありません。

患者さんのなかには、うつ病でもPTSD(心的外傷後ストレス障害)などが原因でうつ病にまで発展している人もいます。なかなか自分のつらい過去をとても言えないという人もいるのです。

そういった人の肝心な心のケアをしない限りは良くはならない人もうつ病患者さんのなかにはいるのです。そうなると、投薬治療ではとてもよくなりません。セラピーが必要だったり、入念なカウンセリングが必要な人が潜在的に多くいると私は考えます。

うつ病患者の人はとても繊細な人が多いです。医師の何気ない一言が患者を傷つけていることがあります。それがきっかけで信頼感を失くし病院に来なくなる人もいます。それくらいコミュニケーションは繊細で重要なものです。

これはカウンセリングルームでもありうる話ですので、カウンセラーは注意を払って対応しなければなりません。

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