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うつ病患者への家族や恋人の接し方のコツは共感にあり!

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あなたがこの記事をお読みになっているとすれば、あなたはうつ病の方のサポートする立場の人かと思います。うつ病患者との接し方や支えるにはそれなりのコツが必要です。

あなたはそれなりの忍耐が必要とも感じているのかもしれませんが、それは少し違います。忍耐はコツを掴めばそれほど必要ではなくなります。意外にもそのことを知らずにうつ病の身内や恋人を支えるのに、身も心も削ってしまう人のが多いんですよね。

これは私も通った道ですのでよくわかります。相手の気分を害さないために、全力で受け身になってしまうのですね。わかります。うつ病になってしまった人を支えるためには、家族や恋人としてどうすればよいのか?正解を知りたい人は多いと思います。

ここではどのようにうつ病の人を支えていくのが良いのか、その点にフォーカスしていみたいと思います。

うつ病の家族や恋人の接し方には傾聴や共感が必要です

傾聴(けいちょう)とは相手の話に耳を傾けて聞くことをいいます。とはいえ、ここでの傾聴は更に奥深い意味を持ちます。それは『共感』することです。

あなたも、うつ病に関する書籍などを読んだり、ネットでいろいろなサイトを調べられたご経験があれば、接し方は知らなくとも共感の必要性を目にしたことがあると思います。

傾聴や共感はうつ病の患者と関わる際には必須の要素であり、これを身につけると相手のこちらへの接し方も変化していきます。あなたも成長して変化することで、あなたのサポートにも無理が減っていくのです。

何より精神的に楽になりますので、良い接し方をするためには共感が必須といえます。

なぜあなたの接し方やサポートがうまくいかないのか?

なぜあなたの接し方やサポートはうまくいなかいと思いますか?この記事をあなたが今この瞬間に読んでいるのであれば、実際あなたは患者さんのサポートで疲れてしまっていることでしょう。

なぜあなたの接し方はうまくいっていないのか?あなたの接し方がうまくいっていない理由はうつ病患者さんに『アドバイス』ばかりをしているからかもしれません。

特に男性は女性と違って問題解決を論理的に進める傾向にあるので、傾聴が苦手です。あなたがもしそうでないのなら良いのですが、率直なアドバイスばかりをしているとうつ病患者とのコミュニケーションはうまくいきづらいです。

アドバイスをしていくのは専門家に任せてください。あなたはあくまで患者さんを受け止めることに専念するほうが良いのです。うつ病患者さんによっては、非常に謙虚で相手のアドバイスに感謝をする人もいるかもしれませんが、実際そんな人ばかりではありません。

うつ病患者さんは落ち込み、苦しみ、もがいていますから、感謝する余裕は大半の人はありません。

うつ病の人はあなたに対してこんなことを言うことばありませんか?「ほっといてほしい」「どうしてわかってくれないの?」「全く私のことがわかってない!」「そんな風に思えない」こんなことを言われる人もいると思います。

そうなんです、うつ病患者さんと上手に接していくためには相手に対して共感するスキルが必要なのです。これは能力というよりもスキルです。技術的な問題です。

これはうつ病の方にもいえることなのですが、多くの患者さんがさまざまな心をコントロールするスキルが足りないためにうつ病を悪化させてしまったり、対応を誤ってしまったりするケースも実は多いのです。

いきなりうつ病の家族や恋人に対してアドバイスでたたみかけることは得策ではないということをここでは覚えておきましょう。

ではうつ病に苦しむ家族や恋人に対して共感するという接し方は、具体的にこの場合どうすることなのでしょうか。

共感するという接し方

共感はうつ病に限らず、人間が上手に楽しく行きていくために必要なスキルです。うつ病になってしまった人もそうでない人にも等しく手にしてほしい技術が共感する力です。

この共感するという接し方を覚えると、相手の対応も自分の負担も軽くなります。

あなたはついつい、うつ病患者さんに悩みを相談された時に反射的にアドバイスをしていることはありませんか。

例としてつぎのやりとりを見てください。

<良くない例>

うつ病の家族:「どうして私はこんなにだめなんだろう」

あなた:「そんなことないよ!よくやってるよ、元気だしなよ」

非常にベタな展開ですが、ここで私がお伝えしたいのは相手の話をいきなり「そんなことないよ」で遮っているという部分です。いきなり遮ってしまうと相手はこう思います。

「この人は全く私のことをわかっていない!」「そんなことできるわけないでしょ!」

こう相手に思われているかもしれません。ですので、まずあなたがすると良いのは相手の話をじっくり聞くことです。

<良い例>

うつ病の家族:「どうして私はこんなにだめなんだろう」

あなた:「…どうしてそう思うの?」

うつ病の家族「…だって他の人と比べても自分は何もできていない」

あなた:「そっかー。何もできていないって感じてるんだね」

このように間を持って相手の話を聞きだす形での接し方が重要です。これが共感の第一歩です。答えを出してあげられるのであれば、最終的に出してあげても良いのですが、まずは相手の話をじっくり聞く姿勢や態度を相手に伝えることがとても重要なのです。

つまりあなたにお勧めしたいのは、答えを出してあげなくてもいいってことです。聞いてあげるだけといっても過言ではありません。

この接し方だけでも実はうつ病患者さんのあなたへの信頼感が増していきますし、あなたも相手の考えを無理に変えようとエゴの気持ちを強く持たなくて済むのです。

そもそも医者でもカウンセラーでもない人にはうつ病を治してあげることは難しいです。というか医者でもカウンセラーでも治してはあげられません。治すの患者さん自身です。

あくまでその立場はサポートや導きであって、実際に治していくのは患者さん自身です。そのことを忘れてしまうと、ついつい相手を変えてしまいたい自分のエゴが出てきます。

それは相手に伝わってしまうんですよね。まずは相手の話を聞くこと、受け止める接し方から覚えていきましょう。

自分の感情は一度別の場所へ置いておく

相手と接する際のコツは、自分の感情は一度別の場所へ置くということです。とはいえ、あなたの気持ちもわかります。あなたも人間です。感情があります。

うつ病の家族や恋人に言いたいこともあったり、至極真っ当なアドバイスを言っているだけなのに、どうしてこの人は理解してくれないのかという思いもあるでしょう。

しかし、ここは一歩引いて、自分の感情はどこか別の空間へ置いてください。いっそのこと自分がカウンセラーになったつもりになって相手を観察する気持ちでいられるとベストなのですが^^;

そうすることができると、相手の話をただただ聞き出すスタイルを取ることで、たとえその場で答えがでなくても楽になります。とにかく自分の考えや感情を一度、架空の荷物にしてしまい、それをどこか隣にでも置くイメージをしてください。

そうして相手と接するように心がけるだけで、あなた自身が楽になっていきます。相手も自分の意見を訴えることができるので、アドバイスでふさがれるよりも楽になります。

要はあなたのスキルアップ、成長があなたを楽にし、相手も楽になる秘訣です。是非ご家族や恋人であれば共感する第一歩としてアドバイスを即答しないところから始めてみてください。

共感するという技術はまだまだこれだけだはなく、もっと奥深いものがありますが、今日はこのくらいで。

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まとめ

  • うつ病患者さんを支える家族や恋人の接し方には共感する技術が必要。
  • 共感は相手の話をいきなりアドバイスで塞がないのがコツ。
  • 相手に答えを必ずしも提案しなくてよい。
  • 自分のエゴを相手に押し付けないことが自分も楽になる。

うつ病の人を支える家族や恋人の方も本当に心配でしょうし大変です。私も同じような経験を沢山してきましたので、本当によくわかります。どうぞ共感するという接し方があることに意識をおいて生活をしてみてください。

自分の感情を一度別の場所へ置いてみる意識で相手の話を聞く習慣にすると、私の言った意味を体感することができると思います。どうぞ参考になさってください。あなたの心が軽くなりますように。

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