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自分が嫌いで消えたい辛いと感じている人へ

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空

自分が嫌いという気持ち。自分ではそこまで思っていなくても潜在的にそう思っている人が日本人にはそれなりにいるのではと私は思っています。私のクライエントさんでも自分のことが好きになれないという人がけっこういらっしゃいます。

今日は自分のことが嫌いになってしまった理由とそのまま放置するとどうなるのか、そしてそこから脱出する方法などにも少しフォーカスしてみたいと思います。

自分が嫌いで消えたいと思う理由

自分が嫌い、消えたいと思うことはとても辛いことですよね。うつ病の人であれば、ほぼ大半の方がこういった感情を潜在的に持っています。仮にうつ病でなくとも、そのまま放置すれば将来的にはうつ病を発症する可能性が高い状態ともいえます。

自分が嫌いということは、言い換えれば今の自分の姿は自分の理想とは程遠いという気持ちの表れです。

「どうして自分は失敗ばかりするのだろう」とか「あの時ああすれば良かったのになんでいつもこうなんだろう」とか「なんて自分は情けない」といったことばかりを考えていると、どんどん自分が嫌いになっていくんですねー。

他人からすると、別にそんなことないのに、本人だけがそう思い込んでいる場合が大半です。自分のことが嫌いな理由は、実は幼少期に原因の大半が隠れています。

うつ病、特にアダルトチルドレンの状態の方はほぼ100%、家庭環境が悪かったことが原因です。

心の状態で説明すると『自己肯定感』が低いことが原因でもあります。自己肯定感(じここうていかん)とは自分のことを大切に思う気持ちのことです。本来、人は自分のことを大切にしないと幸せな感情は持てない生き物です。

「自分はもういやだ、いっそのこと消えたい」と思い始めたら、その状態はそれなりに深刻な状態なので心配です。自分への失望、怒り、無力感、こういった感情に心が支配されつつある状態です。

これはほぼ人間だけの特徴です。動物でこういった自分を嫌いになるという話は学者からも聞いたことがありません。それだけ人間の知性は高い証拠でもあり、そうなった人は逆に良くなることもできる力を持っている証拠でもあります。

自己否定が強い人の家庭環境の例

繰り返すようですが、実はその根源にフォーカスしていくと、殆どの場合はその人の責任ではなく、親、社会環境が原因になっていたりします。あなたの家庭環境はどうでしたか?

  • 親がとにかく不仲だった
  • 親がスパルタで厳しすぎた
  • 親に褒められたことがない
  • 親に愛された感覚がない
  • 親が過干渉で何から何まで口を出す
  • 親の言う人生を歩んできた
  • 家庭が貧乏で我がままを言えなかった
  • 家庭の状況を察して自分が調整役になってきた
  • 仲間はずれにあって寂しい思いをした
  • 学生時代にいじめられていた

こういった環境のなかで育ったことが自分が嫌いになる原因になっていることがとても多いです。なぜかというと、本来なら周囲へ向けるはずの怒りや反感の矛先を、自分で変換して自分に向けてしまうからなんですね。

「親から大事にされないのは、自分に原因がある。」「私は注意されてばかりだ。私は駄目な人間だ。」こういった誤った理解を子供の頃にしてしまい、自分の心に信念として刻んでしまった人は、概ね自分のことが嫌いになってしまうのです。

行動に間違いやミスがあっても、人間性を否定される話ではない

親や周囲からのダメ出しによって「自分は駄目な人間だ」といった誤った洗脳を自分の心に刷り込んできた可能性があります。人間は時としてミスをして叱られることがあります。しかし、それは仮にミスをしたことは責められたとしても、人間性とは別の話なのです。

自分のことが好きでない人は概ね、真正直な人なので、人のネガティブな意見を真に受けてしまう人が多いです。人の意見は正しいとは限りません。少なくともミスをして怒って責めてくるような人がいるのなら、そういう人の方が私からすれば問題がかなりあると思います。

それは感情を言葉に乗せて自分のエゴを押し付けようとしているからです。私なら仕事でミスをした人がいても怒ることはまずないですね。改善策を一緒に考えてあげる方がよほど建設的ですよね。

こういう注意ばかりする親や周囲から、頻繁に責められる経験をしてきた人はとても辛い思いを心にいつも抱えて生きてきたのです。それは本当に辛いことです。本来子供は親に愛されて育ちます。愛情が適切に与えられなかったとすれば誰でも傷ついてしまいます。

子供にとって親の存在は死活問題に直結します。子供一人では生きていくことは全くできないのですから。あなたがもしそういう立場だったなら本当によく頑張ってこられましたね。

あなたがもしそうなら、あなたに罪はないのです。他の誰でもなく、あなただけは、あなたのことを許してあげて大事にしてあげてほしいと思います。

私のクライエントさんでも同じような境遇の方がとても多いですし、私もそういう家庭環境で育った身なのでそのお気持ちはよくわかります。

自分のことが嫌いだとどうなっていくのか?

自分が嫌い。つまり自己肯定感が低い状態になると、本人は今現在の自分のネガティブな部分ばかりにいつも注目してしまいます。他人の目、仕事のミス、人間関係がうまくいかないイライラ、仕事、お金が稼げない不満など。

怒りが爆発する場合

そのまま放置していくと、自分への怒りが増幅していきます。やがては無力感も。人によっては家族に八つ当たりをしたり、パートナーといつも喧嘩をしたり、会社では他人の目ばかりを気にして、人から嫌なことを頼まれても断れなくなったり。

これではストレスが溜まってしまいます。これも根源は自己肯定感の低さです。人と喧嘩をしてしまうのは、自分の人生がうまくいっていないという不満の感情が溜まっていてそれが爆発して、「自分はこれだけ我慢をしているのに、なんであの人は我がままなんだろう」といった怒りが爆発することも原因です。

これは、我慢しなくていいはずのことを、本人は「何事も我慢しなければいけない」という固定観念があるからです。言いたいことが言えない人がこういった問題に陥ります。

もちろん、そういう信念を心に持ってしまったのは子供の頃だったはず。そこに関しても根源的にはやはりその人のせいではないのです。(※自分が大好きで自己肯定感が高めの人で人間関係でトラブルになっている場合は逆。自分のせいとして捉える方が良い)

不安が益す場合

逆に他人を気にする場合や、人から見捨てられるのではないかといった不安が増える場合もよくあります。昔の私がそうでした。これは「自分のことが嫌い=自分には価値がない」といった強い観念があるからです。

「価値がない自分は見捨てられるかもしれない」「自信もないし、寂しい」といった何かしらの愛情を求めている表れでもあります。人を求め、依存先を探してばかりの人もいます。

これらの大半の原因も、くどいほど繰り返しますが親の教育に端を発する自己肯定感の低さが根っこの部分です。やはりこれも自己肯定感を回復させていかない限りはなかなか解消されません。

だったら今はそれがわかっているのだから、「嫌なら嫌って言えばいいじゃん」「仕事が嫌なら辞めればいいじゃん」と気軽に言えるものではありません。

今現在の心の状態のままで理性的に判断して行動しようとしても、過去の記憶、刷り込んできてしまった負の感情、固定観念が鎖となって身動きが取れない感覚に縛られて行動することがとても難しいのです。

これは経験者でなければなかなか理解できないものです。そういった心の根っこに抱えているものがあるから、だから何をやっても長続きしないことや、何事もうまくいきづらく、人とも上手にコミュニケーションが取りづらいのです。

もちろん、ここからの人生の責任は自分にあります。それゆえ自分が変わっていかなければならないことだけは確かです。

自分のことを好きになるとどう変わるのか?

答えは単純で、今と正反対になるということです。

  • 毎日が楽しい
  • モヤモヤした感情がない
  • 他人の目を気にしない
  • 自分に自信を持てる
  • 嫌なことは断ることができる
  • 人は人、自分は自分といった区別がつく
  • 他人に依存しない
  • 寂しくない
  • 生きづらさを感じない

自分を好きになれるようになると、こういった感情や感覚を持つことができます。消えたい、辛いといった感情も遠い過去の話です。

自己肯定感を高めることが問題解決の糸口

自分のことを好きになるためには、自己肯定感を高めることが必要です。そのやり方は簡単ではありませんが、自分でもできることはあります。

自己肯定感が高い=自分のことが好き という構図ですから、自分のことが無条件でも好きになる何かが必要です。まずは自分で自分のことを癒やすことと許すことを始める必要があります。

いきなり自分を好きなることはほぼ不可能です。その前に自分で制限をかけてしまっている心のブロックを徐々に外していく必要があります。

「自分が嫌い、消えたい」という発想から「自分は幸せになってもいい」と思ったり「自分で思うように生きても良いんだ」と考えるようにし、これまで自分の生き方を制限していた「人生は大変」「自分には価値がない」といったブロックを外していく、許していくことが必要です。

そう思うことは簡単ではありません。心理的なワークを必要とすることが多いですが、いきなり良くなろうというのではなく、良くなることを考えることを自分に許してほしいのです。

もしあなたが自分のことが嫌いと思っているなら、実はあなたが思っているよりも遥かにあなたには無限の可能性があるのです。それだけは確かにことです。あなたは自分でそのことに気づいていないのです。

そして完璧主義である人も多いので、自分の理想を下げることも必要です。癒やし、許し、完璧主義を変える、そして習慣化する、こういった心理的ワークが必要となっていきます。

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まとめ

  • 自分のことが嫌いな理由は自己肯定感の低さ
  • 自分のことが嫌いなった原因は幼少期の親や家庭環境の影響が強い
  • 自分を好きになるためには自己肯定感を高めることが必要

いろいろごちゃごちゃとお伝えしましたが、今日お伝えしたことはほんの一部です。それほど人の心は深いのです。自分を嫌いな理由や原因について、いくらかご理解いただけたら幸いです。

消えたい思いや辛い気持がどうしても消えない場合はお気軽にご相談ください。無料のオンラインカウンセリングも限定ですが行なっています。

自分だけで抱えているより、良き相談相手がいたほうが気持も楽になりますし活力が得られます。

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