うつ病は日本では13人に一人が罹る病気といわれています。
うつ病は非常に患者数が増えており、世界でも深刻に捉えられている気分障害です。
うつ病は世界で蔓延している
2017年には世界保健機構(WHO)でも世界保険デーのテーマとしてうつ病が選ばれるほど深刻なものとして認識されています。
日本でも多くの患者がいるといわれており、医療機関に罹っている患者数だけでも約100万人。潜在的な数まで入れるとそれを遥かに凌ぐ人がうつ病に苦しんでいることになります。
岡山市や長崎市、鹿児島県串木野市などで行われた調査によると、うつ病患者4人のうち3人はまともに医療機関を受診していないという発表もあります。これは驚きの数字です。
それは日本全体、世界全体で考えた時に、うつ病もしくはその予備軍ともとれる人たちが世界中に沢山いることが容易に想像できるからです。それだけの人が治療を受けずに悪化するまで放置されている現状を見過ごすことはできません。
治る方法が多くあるのに、実践されていないというのは非常に嘆かわしいことなのです。
うつ病はなかなか治りにくい!?
近年になり、ネットの普及によりうつ病の知識は広まりつつあります。しかし精神科を受診したりカウンセリングを積極的に受けても、なかなかうつ病が改善しない人が多いのが現状です。
今やうつ病は全く特別ではない病気となりました。この身近で、それでいてなかかな治りにくく、命にも関わる非常に怖い病気、それがうつ病です。
患者さん自ら病院へ行き、診断を受け、治療をしている人は全体からすると少ないのが現状です。しかし治療を受けているのになかなかうつ病がよくならない、あるいは治ったと思ったのに再発する人も多いのが現状です。
うつ病には正しい治療プロセスが必要です。ただ多くのクリニックでは投薬だけでカウンセリングや患者のバックグラウンドに対してのケアなど、適切なアプローチを怠っているところも多いと聞きます。
早めの受診をしてきてくれた患者に対しても、適切なアプローチをしなかったがために、うつ病が悪化し薬漬けになっている患者が相当数いるのではないかと思います。
そういったひどい現状にも関わらず国もなかなか実態把握ができず、適切な対応が取れないでいるのは非常に嘆かわしいことです。挙句の果てには、食事で簡単にうつ病が治るだとか、気功でうつ病が治るだとか、なんの再現性も、実績もない変な情報も出回っています。
うつ病はそんなものでは治りません。真にうつ病を治すのは、自身が等身大の自分になり、自己を再認識する作業が必須と私は考えます。薬は対処療法に過ぎません。
うつの仕組みを理解しない限りは、治ることは非常にまれなのではと私は考えます。正しい知識と根本的な原因に行き当たらない限りは、おいそれと治るものではないのがうつ病なのです。
参考:厚生労働省
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